【抗生物質投与後に、または抗生物質との併用に】

治療に必要な抗生物質により腸内細菌は撹乱されます。

抗生物質投与によって正常腸内細菌叢の一部が減少するため、

そのままにしておくと下痢などの症状が起こることがあります。

この時の腸内細菌叢は正常ではありません。

腸内細菌叢を正常な状態に整えるのにビフィズス菌が役に立ちます。

グラム陰性菌(大腸菌、サルモネラ等)に効く抗生剤は、

グラム陽性菌であるビフィズス菌にはあまり強くないと考えられます。

お腹の中の悪玉菌が優勢になる前にビフィズス菌を入れて良い菌叢を

構築させる意味で抗生剤との併用は有意義であると考えられます。

【ストレスによる腸内バランスの乱れに】

飼育環境、運動量の不足、食餌、日常の様々な要因で腸内細菌のバランスは乱れます。

ストレス状態に陥ると腸のぜん動運動が止まり、胃酸や腸液の分泌が悪くなったりします。

腸内細菌のバランスを整えるのにビフィズス菌が役に立ちます。